ものすごい速さで1歳になってしまった次女。
そろそろ断乳しなければならない。
パイ大好きで、生まれた直後からダイソンのような吸引力だった次女。
大好きすぎて、離乳食はお供えのような扱いでここまで来たが、時は来た。
これは、私と次女の卒乳記録である。
断乳しようとした日に、手足口病になる。
1歳2ヶ月になった日。断乳するぞと決めたその日に、
タイミングがいいのか悪いのか。なんと手足口病に罹患。
いや、一度決めたことだし、と思いながら、ちょうど1歳児健診の予定であったため
ついでに診察してもらったところ、「終わってからの方がいいかもしれませんね・・」
と言われてしまい、早速休戦。
午前からおあずけを食らっていたおっぱいにありつき、超絶ご満悦な次女の顔を見て、
こちらも幸せになってしまう・・・
(次女、ほんと大好きすぎて私がパイを出すと爆笑するから笑える)

乳腺炎とは無縁だと思っていた。
娘の手足口病だけでなく、乳腺炎疑惑が浮上。
長女の時にもなったことがない乳腺炎。
かなり順風満帆なおっぱいライフを送ってきた私にとって、その唐突な違和感と普通ではない痛み、あからさまな倦怠感と熱に、昨日までは確実になかったしこりは、まさに青天の霹靂であった。
なにせ私は、出産・育児において、少なくとも体の不調には全く見舞われず、「わたしは子を産み育てるために生まれてきたのだ」とまで思っていた。
自信満々であった。
その私が、まさか、乳腺炎?
信じられず、手足口病のほうを疑う始末であった。
たった半日で、乳腺炎になりかける。
たった半日空けただけで乳腺炎。
いかに次女がたっぷり飲んでいたかが伺える。
そりゃそう、毎日離乳食キャンセルし、おっぱいだけで10キロの1歳2ヶ月。ぷくぷく、むちむち。
| 経過 | 様子 |
|---|---|
| 1日目 | 熱っぽい。だるい。痛い。とにかくどんどん飲んでもらう |
| 2日目 | 熱は下がる。痛みやしこりはすこし残る |
| 3日目 | 痛みもしこりもほぼ消える |
調べると、とにかく飲ませる、と出てくるので、1日目にひたすら飲んでもらって、次の日まで様子を見ることにした。
結果的には2日目には痛みが引いたので、そのまま引き続き様子を見て、受診はせずことなきを得た。
でも、悲惨なことになる前に、さっさと受診しとくべきだったかも、と今振り返ると思う。
それにしても乳腺炎、そんなわかるものなのかなと思っていたけど、あまりにも違和感。あれは1発でわかるわ。
1ヶ月かけて、ごはんを食べさせる。
一気に進めても、子どものストレスも私の胸も追いつかないので、まずは日中の回数を減らすことにした。
うちの子は、とにかく離乳食もあまり食べなかったので、まずはパイを欲しがるタイミングで、小さなおにぎりやバナナをあげる作戦。
離乳食は、少しでも自分で食べられるように小さなおにぎりをひと口でも食べたらよし、栄養が気になる時はスムージーをあげる。
最初の数日は泣くたびに出てくるおにぎりやバナナに激怒し、ごはんキャンセルし、まあまあ不機嫌だったけれど、大事だったのはおうちにいないことかもしれない。
たのしいところにいくと夢中になって忘れてくれるから、次女にとっても私にとっても、精神衛生上一番よかった。
なかなか思うように進まなかったけれど、忍耐を重ねてなんとか、少しずつごはんを食べて、足りないときはバナナを仕方なく食べ、それはどんどん好物になっていった。

1歳3ヶ月、日中をなくして夜だけにする。
とうとうここまできた、といえる。
あまりにも長い1ヶ月だった。
完全にごはんを食べるわけではないけれど。それでも、間食を活用して、日中の要求をことごとく蹴散らして、とうとう、要求がなくなった日が。「今日1日もったね?」という日がきた。
1日もった日が来てからはすぐだった。

8月18日、最後の夜。
夜間授乳のみ1日したらすぐ、「思い切って今日から、夜は数日頑張ろう、俺も頑張るから。」と夫が言った。
授乳だいすきな私を見かねて、卒乳自体もかなり後ろ向きだった私の首根っこをつかみここまで引っ張ってきた夫は、最後まで私の首根っこを離さなかった。
終わらなければならない。
眠っていても、急に起きて私(のパイ)を求める天使。
さみしいなあ。前夜に書いたnote、置いておきますね。

そんな私とは裏腹に、1~2日で夜間授乳も難なく卒業した次女に、子育ての切なさを突き付けられた。
結構さっさと慣れてしまった。
卒乳して1ヶ月。
次女、びっくりするほど食べるようになった。
夜間授乳を卒業してからは、ま~~~~人が変わったようにご飯を食べ、夜はよく眠る。
1ヶ月たった今では、1ヶ月前の私は何をそんなに悩んでたん?てほど何でもかんでもよく食べ、食べ物を要求し、夜通し眠れるようになり。私は大好きなビールを何も考えず飲めることがこんなにもストレスフリーなのかと驚く日々である。

さらには、今まであまりなかったぎゅーの要求や、「だいすき」をなにやら体で表現しているような、絡みつき(?)も増え、ほんと、1ヶ月前の私には、「何もめそめそすることないぞ」と伝えてやりたい。
さっきのねかしつけ(卒乳してから1ヶ月)で、一瞬パイを探していたような気もするけど、すぐに何をしていたのかわからないような感じでニヤっとする次女を見て、少しの切なさを感じながらも、けれど毎日よく食べる次女を見て、どんどんこの世のおいしいものと出会っておくれと思う。
長女の時との違い。
卒乳しちゃえばまじであっさりなことは変わらないけれど、長女の時は一気にやめた。
いきなり授乳は終わり、私のパイはガチゴチでまあまあ苦痛だし、長女も急に消えた”よりどころ”を想ってよく泣いた。
今回次女の時、徐々にやめたことで明確に母と子両方のストレスは少なく、さらにパイへの負担も鬼少なかったような気がする。
「断乳する時は絞ってはならない」を真に受けて、ガチゴチのまま過ごした2日が結構地獄だった。
なので、これからパイ大好きなお子様と卒乳する方は、少しずつ、をおすすめするかも。まあでもこれは、自分の体調と、お子の性格と、自分の性格など、自分に合う形は様々であるとも思う。
ちなみに、卒乳して3日たって一度搾乳し、卒乳して2週間後に再度搾乳した。
2週間たつと、もうほとんど出なくて、「ああ、本当に授乳が終わったんだなぁ・・」とめちゃくちゃにさみしくなった。
最後に搾乳を終えて、搾乳機を洗うとき、「もうこの搾乳機もつかわないのか」としんみり。思えば長女を出産してから、作られすぎてしんどい時期から卒乳の最後まで、ずっとお世話になったなあ。

手で絞るのがあまりにしんどくて、でもいつも使うわけじゃないからと手動のものを購入したけど、めちゃくちゃよかったので、ご紹介しておきますね。



